「自分のオーラは何色なんだろう?」
そう思って調べると、赤なら情熱、青なら冷静、紫ならスピリチュアルなど、さまざまな色の意味が出てきます。
さらに、自分で見る方法、無料診断、オーラリーディング、オーラ写真など、色を知る方法もいくつもあります。
ただし、最初に一つ整理しておいた方がよいことがあります。
オーラの色には、誰にでも共通する一つの測定基準があるわけではありません。
現代スピリチュアルでは「その人の性格を表す色」と説明されることもあれば、「その瞬間の感情や状態によって変わる」と説明されることもあります。
色の意味も流派によって違います。
そのため、自分のオーラを知りたいなら、「唯一の本当の色を当てる」というより、色を通して今の自分や自分らしさを読み解く方法として使う方が分かりやすくなります。
オーラとは何?
スピリチュアルの世界では、オーラは人や生き物の周囲に存在するとされる、目に見えないエネルギーや光のようなものとして説明されています。
色だけでなく、明るさ、大きさ、形、透明感などにも意味があるとする考え方があります。
現在の日本語記事では、
性格。
感情。
体調。
精神状態。
その人が持つ雰囲気。
などがオーラの色に現れると説明されることが一般的です。
ただし、オーラという霊的エネルギー場が物理的なものとして科学的に確認され、色まで客観的に測定できる状態にはなっていません。
スピリチュアルな世界観の中で使われている概念として分けて考える必要があります。
オーラの色には「共通の正解表」があるわけではない
現在よく見るオーラカラーの意味を整理すると、だいたい次のようになります。
| 色 | 現代スピリチュアルでよく使われる意味 |
|---|---|
| 赤 | 活力・情熱・行動力・現実性 |
| オレンジ | 創造性・社交性・楽しさ |
| 黄 | 明るさ・知性・好奇心・自信 |
| 緑 | 成長・調和・癒やし・バランス |
| 青 | 冷静・平和・コミュニケーション |
| 藍 | 洞察・直感・深い思考 |
| 紫 | 精神性・直感・神秘性 |
| ピンク | 愛情・優しさ・思いやり |
| 白 | 純粋さ・高い意識・浄化 |
| 金 | 豊かさ・自信・精神的成長 |
これは、現在広く使われている代表的な読み方です。
「赤いオーラなら必ず行動的」「紫なら必ず霊感が強い」と決まっているわけではありません。
実際、オーラカラーの歴史をさかのぼると、現在とは別の意味づけが使われています。
20世紀初頭の神智学者C.W.リードビーターは、オーラについて青を信仰心、バラ色を愛情、灰色を恐れ、深い赤を怒りなどと結びつけていました。
現在の「青=コミュニケーション」「赤=生命力」という一覧と完全には一致しません。
つまり、ネット上で見る色の意味は「自然界に最初から決まっている色辞典」ではなく、それぞれのスピリチュアル体系で発達してきた解釈です。
自分のオーラは一色とは限らない
「私は何色のオーラですか?」
と聞くと、一色の答えを期待するかもしれません。
しかし、現代のオーラリーディングでは、複数の色がある、中心の色と表面の色が違う、現在の状態によって変わる、と説明する人も多くいます。
Sensing of Lifeでも、複数色が現れることは珍しくなく、どの色を読むかによってリーダーの解釈が変わると説明しています。(Sensing of Life)
つまり、
「本質は青だけど、今日は黄色」
「人と接しているときは赤が強い」
といった読み方もあり得ます。
この前提に立つと、一回の診断で「あなたは永久に緑」と決める必要はありません。
自分のオーラを知る方法は4つに分けて考える
自分のオーラカラーを知る方法としてよく紹介されるものは、大きく分けると4つあります。
自分の感覚から色を選ぶ
最も簡単なのは、今の自分を色で表す方法です。
静かに座って、
「今の自分を色にすると何色だろう」
と考えてみます。
最初に浮かんだ色。
最近なぜか気になる色。
身につけたくなる色。
部屋に置きたくなる色。
そこから意味を読みます。
これは「霊的オーラを客観測定した」という方法ではありません。
しかし、自分が無意識に何を求めているのかを見るセルフリーディングとしては使えます。
たとえば、最近ずっと緑が気になるなら、
「休みたいのか」
「人との調和を求めているのか」
「新しい成長を求めているのか」
と考える材料にできます。
色を当てるより、なぜその色が気になったのかを見る方法です。
白い壁の前でオーラを見る方法はどう考える?
オーラを見る練習として非常によく紹介されているのが、白い壁の前に手を出す方法です。
手の輪郭そのものではなく、その少し外側をぼんやり眺めます。
すると薄い光、もや、色のようなものが見えてくることがあるとされています。
試して楽しむこと自体に問題はありません。
ただ、「色が見えた=霊的オーラが見えた」と即断しない方がよいでしょう。
人の視覚には補色残像という現象があります。
ある色をしばらく見た後に白い場所を見ると、元の色とは反対側の色が残像として見えることがあります。
輪郭や明暗差によるコントラストでも、実際には存在しない色・光を感じることがあります。
オーラ知覚を検討した研究でも、通常の視覚機能によって生じる現象が「オーラが見えた」と解釈される可能性が指摘されています。
ですから、
「自分には青いものが見えた」
という体験自体はそのまま記録する。
ただし、
「だから私の霊的オーラは客観的に青だ」
までは進めない。
この二つを分けると扱いやすくなります。
オーラ診断テストは「自分の傾向」を見るもの
インターネットには、
好きな色。
性格。
人付き合い。
行動パターン。
価値観。
などを質問してオーラカラーを判定する診断があります。
これは質問への回答を一定の色へ振り分ける診断です。
そのため、「目に見えないオーラを測定した」わけではありません。
むしろ、
「自分の回答パターンを、このサイトの色の意味に当てはめると何色になるか」
を見るものです。
その前提で使えば、自分を振り返るきっかけになります。
赤と診断されたから赤が正解なのではなく、
「自分の回答のどの部分が赤という結果につながったのか」
を見る方が使いやすいでしょう。
オーラリーディングは「その人がどう感じたか」を聞く方法
自分では分からないので、オーラが見える・感じられるという人に依頼する方法もあります。
この場合は、
「客観的な機械測定」
ではなく、
「そのリーダーが自分からどんな色・印象を感じ取ったと説明するか」
を聞くサービスとして考えると分かりやすくなります。
実際、オーラリーディングを扱う記事でも、同じ人を見てもリーダーによって読み取る色が違う場合があるとされています。
それなら、
Aさんは青。
Bさんは緑。
Cさんは紫。
となったときに「二人は偽物」と決める必要もありません。
リーディングを利用するなら、
「なぜその色だと感じたのか」
「その色から何を読み取ったのか」
まで聞きます。
色の名前そのものより、その解釈が自分にとって役立つかを見る方がよいでしょう。
オーラ写真なら本当の色が分かる?
オーラ写真を見ると、人物の周囲に赤・青・紫などが鮮やかに写っています。
そのため、
「これはカメラでオーラそのものを撮影したのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、少なくとも代表的なAuraCamera 6000については、メーカー自身が仕組みを公開しています。
両手をセンサーへ置き、その信号を取得する。
独自アルゴリズムで信号を色へ割り当てる。
その色を人物写真の周囲へ重ねる。
という仕組みです。
メーカー自身も、科学的測定ではなく「artistic representation」「entertainment」と明示しています。(AuraCamera)
つまり、写真に写った赤い光がカメラレンズによって身体周囲から直接撮影されたわけではありません。
自分を色で振り返る体験として楽しむことと、「客観的に本当のオーラを撮った」と考えることは分けた方がよいでしょう。
Kirlian写真とオーラ写真も同じではない
「Kirlian写真でオーラが撮れる」という話もあります。
これはAuraCameraとは別の技術です。
Kirlian写真では、高電圧下で物体周囲に起こるコロナ放電を写真として記録します。
1976年にScience誌へ掲載された研究では、画像の変化の大部分が試料表面の水分や電気的条件によって説明できると報告されています。
そのため、Kirlian写真の光をそのまま「魂や霊的オーラの撮影」とみなす科学的根拠は確認されていません。
「オーラ写真」という言葉だけで、
霊的エネルギーを直接撮影しているのか。
センサー値から色を生成しているのか。
コロナ放電を撮影しているのか。
を混同しないことが大切です。
では「本当の自分のオーラ」はどうやって知る?
ここまで来ると、
「じゃあ結局、本当の色は分からないの?」
と思うかもしれません。
客観的・科学的な測定値として、
「あなたのオーラは青72%、紫28%」
と確定する方法は確認されていません。
だからこそ、「何を知りたいのか」で方法を変えます。
今の自分の心理状態を知りたい。
それなら、今気になる色を選んで意味を読んでみる。
自分では気づかない印象を知りたい。
それなら、オーラリーダーから第三者視点として聞いてみる。
写真という形で楽しみたい。
それならオーラ写真を利用する。
肉眼で色を感じる体験をしてみたい。
それなら白い壁を使った練習を試す。
ただし、どの方法も「唯一の本当の色を測った」とは扱わない。
この分け方なら、結果が違っても混乱しません。
色が違ったら「どれが本物?」ではなく「何が違った?」を見る
以前は青と言われたのに、今回は黄色だった。
診断では赤なのに、オーラ写真は緑だった。
こんなことも起こります。
その場合、
「どちらかが間違っている」
と考える前に、方法そのものを見ます。
性格診断なら、回答内容から色が決まっています。
リーディングなら、そのリーダーの感覚です。
AuraCameraなら、手のセンサー信号とアルゴリズムから作られた色です。
自分で感じた色なら、自分自身の主観です。
測っているものが違うのです。
結果を横並びにして一つの正解を決めようとする必要はありません。
オーラの色は「性格ラベル」にしない方が使いやすい
「私は青いオーラだから人付き合いが苦手」
「彼は赤だから怒りっぽい」
「黒いオーラだから危険な人」
こうした使い方には注意した方がよいでしょう。
そもそも色の意味自体が流派によって違います。
また、現代のオーラリーディングでも、色は状態によって変化すると考える人が多くいます。
色を人物評価の判定表にするより、
「今の自分にはどんなテーマがあるのか」
を見る方が柔軟です。
たとえば青が気になったなら、
もっと静かな時間が必要なのか。
言葉で表現したいことがあるのか。
人とのコミュニケーションを見直したいのか。
と考えてみます。
色は答えではなく、問いを作る入口として使えます。
自分のオーラを知りたいなら、まず一色選んでみる
最初から特別な能力や機械は必要ありません。
目を閉じて、
「今の自分を一色で表すなら?」
と考えてみます。
理由は後で構いません。
赤が浮かんだ。
青だった。
なぜか緑が気になる。
まず書きます。
次に、その色の一般的な意味を見ます。
そして、
「本当に今の自分に当てはまるところは何だろう」
「逆に当てはまらない部分は何だろう」
と考えます。
数週間後にもう一度同じことをしてみてもよいでしょう。
同じ色なら、自分が長く持っているテーマかもしれません。
別の色なら、今の状態が変わったと読むこともできます。
オーラの色を知ることを、
「自分には隠された本当の一色があり、それを誰かに当ててもらうこと」
にしなくても構いません。
色を通して、今の自分や、自分が何を求めているのかに気づく。
その使い方なら、診断結果やリーダーごとの違いに振り回されず、オーラカラーを楽しめます。
出典
Library of Congress|C. W. Leadbeater, Man Visible and Invisible
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Heidelberg University Library|C. W. Leadbeater, Man Visible and Invisible: Colours and their meaning
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Aura Imaging Inc.|AuraCamera 6000 – How It Works
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PubMed|Image modulation in corona discharge photography
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PubMed|An aura of confusion: seeing auras—vital energy or human physiology?
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