「最近、なんとなく重い」
「気分を変えて波動を上げたい」
そう思って調べると、瞑想、ヒーリング、エネルギーワーク、レイキ、チャクラ調整など、さまざまな方法が出てきます。
では、どれが一番波動を上げられるのでしょうか。
結論からいうと、「どれが一番強いか」では決められません。
自分で心を静め、状態を観察できるようになりたいなら瞑想。
誰かに委ねて、何もしない時間の中で休んだり癒やされたりしたいならヒーリング。
チャクラやオーラ、エネルギーの流れなど、スピリチュアルな世界観を使って自分でも実践したいならエネルギーワーク。
このように目的で分ける方が、自分に必要な方法を選びやすくなります。
- そもそも「波動を上げる」とは何を上げること?
- 瞑想・ヒーリング・エネルギーワークは何が違う?
- 自分で波動を整えたいなら、まず瞑想
- 瞑想は「高い波動になる」ことより、自分の状態に気づくために使う
- 自分では切り替えにくいなら、ヒーリングを「受ける」という方法がある
- ヒーリングを受けるなら「何をしてくれるサービスか」を見る
- エネルギーワークは「自分でもエネルギーを扱いたい人」向け
- エネルギーワークは「何をするのか分からないサービス」を選ばない
- 「波動をすぐ上げたい」なら何を選ぶ?
- 「低い感情をなくす」ことを波動アップにしない
- 波動を上げたいときほど、まず現実側を確認する
- どの方法を選ぶか迷ったら「一番小さく試せるもの」から
- 結局、波動を上げるならどれから始める?
- 出典
そもそも「波動を上げる」とは何を上げること?
スピリチュアルでは、「波動」は人や物が持つエネルギーの状態としてよく使われます。
波動が高い状態を、
気持ちが軽い。
穏やか。
前向き。
直感が働く。
物事がスムーズに進む。
と説明することがあります。
反対に、不安、怒り、疲労、執着などが強い状態を「波動が低い」と表現する場合があります。
ただし、スピリチュアルでいう波動には、物理学の周波数のような共通の測定方法がありません。
物理学上の周波数なら「1秒間に何周期あるか」をHzで測れます。
「今日の自分は昨日より波動が30Hz高い」というように、人の精神状態としての波動を共通単位で測る方法が確立されているわけではありません。
ですからこの記事では、「波動を上げる」を、スピリチュアルな表現としての「自分の状態をより整った方向へ動かす」という意味で扱います。
瞑想・ヒーリング・エネルギーワークは何が違う?
3つを最初に整理すると、こうなります。
| 方法 | 主に誰がする? | 向いている目的 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 瞑想 | 自分 | 心を静める・観察する | 自分で繰り返せる |
| ヒーリング | 主に施術者 | 休む・癒やされる・委ねる | 受ける形が中心 |
| エネルギーワーク | 自分または施術者 | チャクラ・オーラなどを扱う | 方法の幅が非常に広い |
ただし、「ヒーリング」「エネルギーワーク」には統一された定義がありません。
ヒーリングをエネルギーワークの一種とする人もいれば、ヒーリングとエネルギーワークを目的の違うものとして分ける人もいます。
したがってサービスを選ぶ場合は、名前より「実際に何をするのか」を確認する必要があります。
自分で波動を整えたいなら、まず瞑想
波動を上げたい理由が、
頭の中がうるさい。
感情に振り回される。
人の言葉に反応しすぎる。
落ち着いて自分の気持ちを確認したい。
というものなら、まず瞑想から始める方法があります。
特別な能力も道具も必要ありません。
静かな場所で座り、呼吸に意識を向けます。
考えが浮かんでも消そうとせず、「考えているな」と気づいたら呼吸へ戻ります。
これを繰り返します。
スピリチュアルに表現すれば、「余計なものを静めて自分の波動を整える時間」と捉えることができます。
一方、研究の言葉でいえば、瞑想やマインドフルネスには、ストレス、不安、抑うつなどを軽減する可能性について一定の研究があります。
これは「霊的な波動が科学的に上昇した」という証明ではありません。
ただ、「波動を上げたい」と感じる背景にストレスや頭の疲れがある人なら、実際に確認されている変化とも重なる部分があります。
瞑想は「高い波動になる」ことより、自分の状態に気づくために使う
波動を上げようとして瞑想すると、
「今日は雑念が多いから失敗」
「ポジティブな気分になれないから波動が低い」
と思うことがあります。
しかし、瞑想では雑念をなくすこと自体が目的ではありません。
イライラしている。
疲れている。
焦っている。
嫌なことを考え続けている。
そうした自分の状態に早く気づけることにも意味があります。
波動を「常に明るくポジティブでいること」と考えるより、「乱れたときに戻れる状態を作ること」と考えた方が続けやすくなります。
最初は5分程度でも構いません。
高価な講座を受けなければ始められない方法ではありません。
自分では切り替えにくいなら、ヒーリングを「受ける」という方法がある
瞑想は自分で行います。
それに対して、スピリチュアル系のヒーリングでは、施術者に状態を委ねる形があります。
たとえばレイキでは、施術者が身体に軽く手を触れる、または手をかざし、エネルギーを流すと説明されます。
他にも遠隔ヒーリング、チャクラヒーリング、音を使うヒーリングなどさまざまです。
「自分で何かを頑張るより、今日は誰かに任せたい」
「静かに横になって休みたい」
「スピリチュアルなヒーリングそのものを体験してみたい」
という場合には、ヒーリングを受けるという選択があります。
ここで重要なのは、体験としての「癒やされた」と、病気が治療されたことを分けることです。
米国NCCIHはレイキについて、健康目的への有効性は明確に示されておらず、レイキが前提としているエネルギーフィールドを支持する科学的証拠もないとしています。
そのため、利用するなら「病気を治す手段」ではなく、リラックスできたか、落ち着けたか、自分にとって意味のある時間だったか、という範囲から判断する方が安全です。
ヒーリングを受けるなら「何をしてくれるサービスか」を見る
「ヒーリング」という名前だけでは中身が分かりません。
レイキなのか。
チャクラを扱うのか。
音や香りを使うのか。
会話中心なのか。
身体には触れるのか。
遠隔なのか。
提供者によってまったく違います。
「波動を上げます」という説明だけで申し込まず、
何をするのか。
一回で完結するのか。
どんな変化を目的としているのか。
医療効果をうたっていないか。
を見ます。
特に「このヒーリングを受けなければ波動が下がる」「何回も受けないと悪いものが取れない」と恐怖を理由に継続を迫られる場合は、距離を置いて考える余地があります。
エネルギーワークは「自分でもエネルギーを扱いたい人」向け
エネルギーワークは、3つの中で最も範囲が広い言葉です。
スピリチュアルでは一般に、
チャクラ。
オーラ。
気・プラーナ。
グラウンディング。
浄化。
イメージワーク。
呼吸。
レイキ。
など、目に見えないエネルギーを扱うとする実践を広くエネルギーワークと呼びます。
つまり、「エネルギーワーク」という一つの方法が存在するわけではありません。
その中に多くの技法があります。
自分で、
「第1チャクラを意識して呼吸する」
「身体を光が通るイメージをする」
「不要なエネルギーが抜けるイメージをする」
といったワークを行うこともあります。
瞑想よりも、スピリチュアルな世界観そのものを積極的に使いたい人にはこちらが合いやすくなります。
エネルギーワークは「何をするのか分からないサービス」を選ばない
エネルギーワークという言葉の広さはメリットでもあり、弱点でもあります。
同じ「エネルギーワーク60分」でも、
チャクラを見る。
オーラを浄化する。
手をかざす。
言葉で誘導する。
遠隔でエネルギーを送る。
独自のエネルギーを伝授する。
など内容が違います。
そのため、
「強力なエネルギーワークです」
だけでは比較できません。
何をするのか。
終わった後に何を確認するのか。
自宅で再現できるのか。
一回限りなのか、講座受講が前提なのか。
ここまで確認します。
エネルギーワークそのものの定義や手法が標準化されているわけではないため、名称より具体的内容を見ることが大切です。
「波動をすぐ上げたい」なら何を選ぶ?
その日のイライラや頭の疲れを落ち着かせたい。
その場合は、まず短い瞑想や呼吸からで十分です。
数分行って、自分の状態が少し変わるか確認できます。
疲れていて、自分で何かをする気力もない。
スピリチュアルな施術を体験してみたい。
それならヒーリングを受ける方法があります。
チャクラやオーラという考え方自体に興味があり、自分でも扱えるようになりたい。
それならエネルギーワークです。
つまり、
「波動が最も上がる方法」
を探すより、
「今の自分は何ができないから困っているのか」
を先に見た方が選択できます。
「低い感情をなくす」ことを波動アップにしない
波動を上げるという話で起こりやすいのが、
怒ってはいけない。
悲しんではいけない。
ネガティブなことを考えると波動が下がる。
という方向です。
しかし、嫌なことが起きれば怒ることもありますし、大切なものを失えば悲しくなることもあります。
そこで、
「こんな感情を持つ私は低波動だ」
と自分を責めると、波動を上げるための行動そのものが苦しくなります。
むしろ、
「今日はかなり疲れている」
「私はこのことで怒っている」
と気づき、
休む。
距離を取る。
話す。
書く。
眠る。
と必要な対応をする。
この方が「状態を整える」という意味では具体的です。
波動を上げたいときほど、まず現実側を確認する
気分が重いとき、その原因が必ず「エネルギーの乱れ」とは限りません。
寝不足かもしれません。
仕事が過密なのかもしれません。
人間関係で我慢を続けているのかもしれません。
体調を崩している可能性もあります。
実際、SERP上位でも最近は、「波動」を理由にする前に睡眠、食事、運動、生活環境などを整える記事が増えています。
波動という見方を使うとしても、
睡眠不足なら眠る。
空腹なら食べる。
体調が悪ければ休む。
人間関係で消耗しているなら距離を調整する。
この現実側の対応を飛ばさない方がよいでしょう。
どの方法を選ぶか迷ったら「一番小さく試せるもの」から
初めてなら、いきなり高額講座や長期セッションを選ばなくても構いません。
まず瞑想を数日試します。
合わなければ、ヒーリングを一度体験する方法があります。
エネルギーワークに興味が残れば、チャクラやグラウンディングなど一つの具体的なワークから試します。
そのとき見るのは、
「宇宙から何が起きたか」
だけではありません。
以前より落ち着いたか。
考えを切り替えやすくなったか。
睡眠や生活を大切にできたか。
人に振り回されにくくなったか。
行動が少し変わったか。
自分で確認できる変化も一緒に見ます。
結局、波動を上げるならどれから始める?
迷っているだけなら、最初は瞑想からで十分です。
お金をかけず、自分一人で始められ、その日の状態も観察できます。
それでも「自分で整えるだけではなく、誰かに委ねる体験をしてみたい」と感じたら、ヒーリングがあります。
さらに、
「私はチャクラやオーラをもっと扱ってみたい」
「自分でエネルギーを感じたり動かしたりする実践をしたい」
となったら、具体的なエネルギーワークを選びます。
瞑想、ヒーリング、エネルギーワークは、上級・初級の順番ではありません。
役割が違います。
波動を上げたいと思ったときに必要なのは、「一番強い方法」を探すことではなく、
今は自分で整えたいのか。
誰かに委ねたいのか。
スピリチュアルな実践そのものを深めたいのか。
そこを決めることです。
その答えが分かれば、次に試す方法もかなり絞れます。
出典
National Center for Complementary and Integrative Health|Meditation and Mindfulness: Effectiveness and Safety
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National Center for Complementary and Integrative Health|Reiki
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JAMA Internal Medicine / PubMed|Meditation Programs for Psychological Stress and Well-being: A Systematic Review and Meta-analysis
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National Institute of Standards and Technology|SI Units – Time(frequency / Hz)
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