自分を知るスピリチュアルな方法|ヒューマンデザイン・ジーンキー・ソウルプラン比較

「自分は本当はどんな人なんだろう」

「何が向いているのか分からない」

「この人生で何をしたいのか、もう少し深く知りたい」

そんなときに見つかるのが、ヒューマンデザイン、Gene Keys(ジーンキー)、ソウルプランといった自己理解の方法です。

どれも「自分を知る」ために使われますが、同じものではありません。

大きく分けるなら、

ヒューマンデザインは「私はどう動き、どう決める人なのか」

ジーンキーは「私はどんな内面のパターンを持ち、それをどう変容させていくのか」

ソウルプランは「私はどんな課題・才能・目的を持つと読み解かれるのか」

を見る体系です。

そのため、「一番当たるもの」を探すより、自分が今知りたいことから選ぶほうが迷いません。

3つの違いは「何を使い、何を見るか」

まず全体を比べると違いが見えます。

比較ヒューマンデザインジーンキーソウルプラン
主に使う情報生年月日・出生時刻・出生地生年月日・出生時刻・出生地出生時の名前
主な見方ボディグラフホロジェネティック・プロファイル名前から作るチャート
知ろうとすること行動・意思決定・他者との関わり内面的な課題と可能性課題・才能・目標・人生の目的
特徴構造が細かい観照しながら深める名前を入口に人生全体を見る
向く人判断方法が知りたい自分を長く掘り下げたい人生の意味や目的を考えたい

ここで分かるのは、3つを順番に全部受けなければならないわけではないということです。

今の自分が何について迷っているのかで、一つ選べます。

「私はどう決めればいい?」ならヒューマンデザイン

ヒューマンデザインは、1987年にRa Uru Hu(ラー・ウル・フー)が体験したとされる啓示をもとに体系化された自己理解システムです。

西洋占星術、易経、カバラ、チャクラなどを組み合わせ、生年月日・出生時刻・出生地から「ボディグラフ」と呼ばれる図を作ります。(Jovian Archive)

チャートにはさまざまな情報がありますが、初心者が最初に見るのは「タイプ」「ストラテジー」「オーソリティ」といった部分です。

特に特徴的なのが、性格を説明するだけではなく、

「どのように行動するか」

「何を基準に決断するか」

まで示す点です。

たとえば、

転職するか迷っている。

誘いを受けるか迷っている。

自分から動くべきか待つべきか分からない。

こうした「どう決めるか」に興味があるなら、3つの中ではヒューマンデザインが最も目的に近いでしょう。

一方で、チャートにはセンター、ゲート、チャネル、プロファイルなど多くの項目があり、最初から全部理解しようとすると複雑です。

まずタイプと意思決定に関する部分だけを見る方法もあります。

「同じ悩みを繰り返す理由を見たい」ならジーンキー

Gene Keysは、日本では「ジーンキー」「遺伝子易経」などと呼ばれています。

リチャード・ラッドによってまとめられた体系で、64のジーンキーを使い、自分の内面を観照していきます。

ヒューマンデザインと共通する易経の64卦や占星術的な配置を使っているため、両者には深いつながりがあります。(Gene Keys – Discover your higher purpose)

しかし、使い方はかなり違います。

ジーンキーでは一つのテーマを、

シャドウ

ギフト

シッディ

という三つの側面から見ます。

簡単にいえば、同じ性質について「苦しさや反応として現れている状態」「創造的に使えている状態」「さらに高次の可能性」という流れで観照していく考え方です。

そのため、

「私は何タイプ?」

と答えを知って終わるというより、

「なぜ、この場面になると毎回同じ反応をしてしまうのだろう」

「この弱点だと思っている部分に、別の使い方はないだろうか」

と時間をかけて自分を見る方法に向いています。

公式でも、ジーンキーの中心的な実践として「観照」が強調されています。

すぐ答えが欲しい人より、一つのテーマについて何度も考え、自分の経験と重ねながら深めたい人のほうが相性がよいでしょう。(Gene Keys – Discover your higher purpose)

「人生の目的や課題をまとめて見たい」ならソウルプラン

ソウルプランは、ヒューマンデザインやジーンキーとは入口から違います。

生年月日よりも、出生時につけられた名前を使います。

公式では、出生証明書に記載された出生名の文字が持つとされる振動を分析し、

チャレンジ。

才能。

目標。

ソウル・パーパスと呼ばれる人生の目的。

などを読み解く体系と説明しています。現在使われているソウルプランは、Frank Alperの体系をもとにBlue Marsdenが発展させたものです。(Soul Plan)

そのため、

「自分はどんな行動方法が合う?」

という質問より、

「なぜこの人生で同じ課題にぶつかるのか」

「自分にはどんな才能があると考えられるのか」

「人生全体にはどんなテーマがあるのか」

という問いのほうが向いています。

ソウルプランの公式リーディングも、才能、目標、課題、人生の目的という流れで説明されています。(Soul Plan)

「魂の計画」という言葉に惹かれて、自分の人生を一つの大きな物語として見てみたい人には、3つの中では最も分かりやすい入口でしょう。

出生時刻が分からないなら選び方が変わる

ここは、方法を選ぶときに意外と重要です。

ヒューマンデザインは、生年月日だけではなく出生時刻と出生地を使ってチャートを計算します。

公式も、正確なチャートを出すには正確な出生時刻が重要で、時間の違いによってチャートの一部が変わる場合があると説明しています。(Jovian Archive)

母子手帳などで出生時刻が分かるなら問題ありません。

分からない場合は、まず出生時刻を調べるか、「多少不確かな時刻で出したチャート」であることを理解したうえで使うことになります。

ジーンキーも基本的には出生日時・出生場所から個人のプロファイルを作ります。

ただし公式は、出生時刻が不明でもジーンキーそのものの観照から学ぶことはできると説明しています。(Gene Keys – Discover your higher purpose)

一方、ソウルプランは出生名が中心です。

出生時刻がまったく分からないけれど、出生時のフルネームは分かるという場合には、入口にしやすい方法です。

「診断結果を知りたい人」と「自分で考えたい人」でも変わる

自分を知る方法を選ぶときは、「何が分かるか」だけでなく、「どう知りたいか」も考えてみましょう。

チャートを見て、

「私はこういうタイプなのか」

と構造を理解したいなら、ヒューマンデザインが入りやすいでしょう。

一つのテーマを何度も自分の経験に重ね、

「今の私はシャドウとして生きているのか。それともギフトとして使えているのか」

と考えたいなら、ジーンキーのほうが向いています。

自分だけでは読み解きにくいため、誰かから人生全体について説明してもらいたいなら、リーディング形式が多いソウルプランという選択があります。

つまり、

「結果がほしい」

「考える材料がほしい」

「人に読み解いてほしい」

でも選択が変わります。

ヒューマンデザインとジーンキーは両方やる意味がある?

この二つについては、「どちらか一つしか使ってはいけない」という関係ではありません。

共通する土台がありながら、目的が違います。

たとえばヒューマンデザインで、

「自分は日々どのように決断するか」

を見る。

そのうえでジーンキーを使い、

「自分の中に繰り返し現れる恐れや反応をどう捉え直すか」

を観照する。

この使い分けはできます。

ただし、最初から両方の専門用語を一度に覚えると、かなり複雑になります。

まず一方を使い、「自分はこの方法でもっと知りたい」と思ってから広げても遅くありません。

「当たっている」と感じたことと、客観的に証明されたことは分ける

3つを利用すると、

「まさに自分のことだ」

「どうしてこんなことまで分かるの?」

と感じることがあります。

その体験自体を否定する必要はありません。

ただし、ヒューマンデザイン、ジーンキー、ソウルプランを、医学や心理学で使われる診断検査と同じものとして扱うのは別の話です。

人は、自分に向けられたと思った一般的な性格記述を「自分に特によく当てはまる」と感じることがあります。心理学ではバーナム効果として研究されてきました。(Sage Journals)

そのため、

「当たったから、この説明どおりに生きなければならない」

ではなく、

「この説明を見たことで、自分について何に気づいたか」

を見るほうが使いやすくなります。

自分を知るための地図と、人生の決定権は別です。

結局、自分にはどれが向いている?

迷うなら、「自分について何を知りたい?」を一つだけ決めてください。

日々の選択で迷うことが多く、自分に合う決断の仕方を知りたい。

それならヒューマンデザイン。

自分の内側を掘り下げ、繰り返す悩みや可能性を時間をかけて見たい。

それならジーンキー。

自分の才能、人生で繰り返す課題、目的を一つの全体像として見てみたい。

それならソウルプラン。

「一番すごいもの」を選ぶ必要はありません。

同じ「自分を知る」でも、知りたい自分が違うからです。

そして、どれを使う場合でも、出てきた答えをそのまま自分に貼り付ける必要はありません。

「自分にはこういう見方もできるのか」

と一つの仮説を持ち、実際の経験と照らしてみる。

その使い方なら、診断結果に自分を合わせるのではなく、自分を知るために診断やチャートを使えるようになります。

出典

Jovian Archive|About Human Design

Jovian Archive|Human Design FAQs

Gene Keys|What are the Gene Keys, and how can I learn more about it?

Gene Keys|Astrology and the Gene Keys

Gene Keys|How to read your profile

Soul Plan|What Is Soul Plan? Origins, Meaning and How the System Works

Soul Plan|What happens in a Soul Plan Reading

Psychological Reports|The ‘Barnum Effect’ in Personality Assessment: A Review of the Literature