自分の才能を知る方法|生まれ持った強みを見るスピリチュアルツール

「自分には何か才能があるはずなのに、それが何なのか分からない」

そんなとき、ヒューマンデザイン、Gene Keys(ジーンキー)、ソウルプラン、占星術、数秘術などから「生まれ持った才能」を調べる方法があります。

ただし、どのツールでも同じ才能を見ているわけではありません。

才能そのものを項目として示すものもあれば、才能を発揮しやすい役割を見るもの、苦手だと思っている部分の奥から才能を探すものもあります。

そのため、「一番当たるツール」を探すより、

「自分は才能について何を知りたいのか」

から選んだほうが分かりやすくなります。

そしてもう一つ大切なのが、ツールで出た結果を、そのまま才能と確定しないことです。

スピリチュアルツールは、自分では気づかなかった強みの「候補」を見つけるもの。

実際に自分の才能として使えるかは、これまでの経験や周囲の反応、実際に使ったときの結果と重ねて確かめていきます。

5つのツールは「才能」の見方が違う

最初に違いを整理しておきましょう。

ツール主に使う情報才能の見方向いている人
ヒューマンデザイン生年月日・出生時刻・出生地資質・役割・才能の発揮の仕方自分をどう使えばよいか知りたい
ジーンキー生年月日・出生時刻・出生地Shadowの奥にあるGift弱みと才能のつながりを知りたい
ソウルプラン出生時の名前才能・課題・ゴール才能そのものを明確に見たい
西洋占星術生年月日・出生時刻・出生地複数の資質・適性を総合する自分を多面的に見たい
数秘術生年月日・出生名など数字ごとの資質・能力まず簡単に見てみたい

「生まれ持った才能」という同じ言葉を使っていても、中身はかなり違います。

才能を「どう発揮する人か」まで見たいならヒューマンデザイン

ヒューマンデザインは、生年月日・出生時刻・出生地をもとにボディグラフと呼ばれるチャートを作ります。

公式のヒューマンデザインジャパンでは、チャートから素質・才能、意思決定の仕方、人との関係、役割などを見る体系として説明されています。 (Human JP)

そのため、

「私は何が得意?」

だけでなく、

「どんな役割なら自然に力を出しやすい?」

「人とどう関わると自分の強みが出る?」

「どう判断すると自分らしく動ける?」

というところまで見たい人に向いています。

たとえばヒューマンデザインでは、プロファイルによって人との関わり方や人生上の役割を見るほか、ゲートやチャネルなどにも個別のテーマがあります。

公式Jovian Archiveでも、2ラインについては「自然に備わった才能」という考え方が示されています。 (Jovian Archive)

つまりヒューマンデザインは、「才能名を一個もらう」というより、自分の能力がどのような形で外へ出やすいのかを見るほうが合っています。

なお、出生時刻は重要です。

公式サイトも、正確な出生時刻によってチャートの一部が変わる場合があると説明しています。出生時刻が分かるなら、母子手帳などで確認してからチャートを作ったほうがよいでしょう。 (Human JP)

「弱みだと思っていたものの奥に何がある?」ならジーンキー

Gene Keysは、日本では「ジーンキー」と読まれます。

64のGene Keyを使い、自分の内面的なパターンを、

Shadow

Gift

Siddhi

という流れで観照していく体系です。

簡単に言えば、

Shadow=苦しさや反応として出やすい状態

Gift=そこから開いていく創造的な資質

Siddhi=さらに高い可能性

という見方です。

公式でも、Giftは「creative attribute(創造的な資質)」として説明されています。 (Gene Keys – Discover your higher purpose)

ジーンキーの面白いところは、

「自分の欠点を消して才能に変える」

というより、

「苦手だと思っていたテーマと才能が、実は同じ場所にある」

という見方をするところです。

たとえば、

なぜかいつも同じことで悩む。

この反応さえなければもっと楽なのにと思う。

自分の強みより弱点のほうが気になる。

という人には、単純な才能診断とは違う入口になります。

さらにプロフィールにはLife’s Work、Vocation、Purposeなどの領域があり、Life’s Workは外の世界で創造性を表現する場所、Vocationは深い潜在力に関わる領域として説明されています。 (Gene Keys – Discover your higher purpose)

そのため、「才能一覧を見て終わり」ではなく、自分の経験と重ねながら時間をかけて掘り下げたい人向きです。

「才能」という項目を直接見たいならソウルプラン

ソウルプランは、今回の5つの中でも「才能」がかなり明確に扱われる方法です。

出生時の名前をもとにチャートを作り、

Challenges

Talents

Goals

Soul Purpose

などを読みます。

公式でも、Talentsを独立した項目として扱い、まだ表に出ていない能力も含めた自然な強みを見る体系と説明しています。 (Soul Plan)

そのため、

「私にはどんな才能があるとされるの?」

という質問をそのまま知りたい人には分かりやすい方法です。

また、生年月日や出生時刻ではなく「出生時の名前」を使う点も大きな違いです。

出生時刻が分からない人でも利用できます。

さらに才能だけではなく、その才能を人生上の課題やゴールと組み合わせて読むため、

「才能はあると言われても、なぜ今まで使えてこなかったの?」

という部分まで見たい人にも向いています。

ただし、ソウルプランで「文章を書く才能」と出たから作家になるべき、というほど職業が一つに決まるわけではありません。

同じ資質でも、仕事・趣味・人間関係など、現れ方は変わります。

自分を多面的に見たいなら西洋占星術

西洋占星術では、生年月日・出生時刻・出生地から出生図、いわゆるホロスコープを作ります。

太陽星座だけを見るのではありません。

月、アセンダント、各惑星、ハウス、惑星同士の角度などを組み合わせて、その人の資質を総合的に解釈します。

Astrodienstの出生図リーディングも、正確な出生日時・場所を使い、性格、潜在的な強み・弱み、能力などを読むものとして提供されています。 (Astrodienst)

占星術の場合、

「コミュニケーション能力」

「創造性」

「人を支える力」

と一個だけ切り出すより、

「何をしたい人で、どんな環境で能力を使いやすく、どこに葛藤が起きやすいか」

という組み合わせで見るのが特徴です。

仕事や職業適性を見る「職業占星術」という読み方もあり、一つの出生図から複数の適性・能力を見る考え方があります。 (Astrodienst)

「一つの才能名より、自分という人間を全体から見たい」という人には入りやすい方法です。

まず一つ分かりやすい答えが欲しいなら数秘術

数秘術は、生年月日や名前を数字に変換して、その数字の象徴から性質を見る方法です。

流派や計算方法はいくつかあります。

たとえば英語圏の数秘術で使われるExpression Number(表現数・運命数などと訳されることがあります)は、出生時のフルネームから計算し、生まれ持った強みやスキルを表す数字として説明されています。 (Numerology.com)

ヒューマンデザインや出生図のように複雑なチャートを読む必要がないため、

「まず簡単なところから、自分の強みについて考えてみたい」

という人には入りやすいでしょう。

ただし、数秘術も「3だから必ず文章の才能がある」というように、一つの数字だけで職業や能力を決めるものとして使う必要はありません。

結果を見て、

「実際の自分にはどこにこの性質が出ているだろう」

と確認する材料にしたほうが活かせます。

「何が知りたいか」で選べば一つに絞れる

どれも気になって決められない場合は、ツール名ではなく質問から選びます。

「私は何が得意なのか、才能という項目を見てみたい」

なら、ソウルプランや数秘術。

「才能をどう人や社会の中で使うのかまで知りたい」

なら、ヒューマンデザイン。

「自分の弱点だと思っているものの奥にある可能性を知りたい」

なら、ジーンキー。

「仕事・性格・人間関係を含め、自分の資質を全体として見たい」

なら、西洋占星術。

この分け方なら、全部を一度に受ける必要はありません。

まず、自分が今知りたいことに一番近いものから試せます。

出生時刻が分からないなら選べるツールも変わる

出生時刻が分からない場合もあります。

ヒューマンデザインは正確な出生時刻を重視します。

ジーンキーも個人プロフィールを作る際には出生日時と場所を使います。 (Human JP)

占星術も出生時刻が分かることでアセンダントやハウスまで細かく読めるようになります。

一方、ソウルプランは出生時の名前が中心です。

数秘術にも出生名や生年月日だけから計算する方法があります。

そのため出生時刻が分からないなら、無理に推測して複雑なチャートを作るより、今ある情報だけで使える方法から試す選択もあります。

ツールで出た「才能」と仕事は同じではない

ここは特に注意したいところです。

たとえば、

「伝える才能」

と出たとします。

それは、

文章を書く。

人前で話す。

営業する。

人に教える。

相談に乗る。

情報を整理する。

など、さまざまな形で使える可能性があります。

「伝える才能=YouTuberになるべき」

とは決まりません。

同じように、

リーダーシップがあるから管理職。

創造性があるから芸術家。

癒やす力があるからセラピスト。

と一対一で職業へ結びつけないほうがよいでしょう。

スピリチュアルツールで見つかるのは、多くの場合「能力の方向」です。

どこで使うかは、興味、経験、身につけた技能、生活条件などを含めて決めることになります。

「当たった」と感じても、そこで止めない

結果を見て、

「これ、完全に私だ」

と思うこともあるでしょう。

しかし、人は幅広い人に当てはまる性格説明でも、自分だけに当てはまる特別な説明だと感じることがあります。

心理学ではバーナム効果と呼ばれています。 (APA心理学辞典)

また、出生図による性格記述を使った二重盲検研究では、自分の占星術プロフィールを偶然以上に識別できなかった結果も報告されています。 (PubMed)

だから、

「当たっているから絶対に才能だ」

と考える必要はありません。

逆に、

「科学的な適性検査ではないから見る意味がない」

と決める必要もありません。

自分では思いつかなかった見方を得るための材料として使い、その後に実際の自分で確かめればよいのです。

才能候補が出たら、過去の自分に戻って確かめる

たとえばチャートで、

「人の問題を整理することが得意」

という内容が出たとします。

そこで次の診断へ行く前に、自分の過去を振り返ります。

友人から相談を受けることが多かった。

仕事でトラブルを整理する役を自然に任されていた。

複雑な話をまとめて説明すると感謝された。

自分では普通だと思っていたのに、周囲から「よくそんなに整理できるね」と言われた。

こうした出来事が何度もあるなら、その「才能候補」は現実の自分とも重なっています。

反対に、どれだけ考えても一度も経験がないなら、

「今はまだ確かめられていない」

として置いておけばよいでしょう。

厚生労働省の強み分析でも、特別な実績だけでなく、日々の生活や仕事で何気なく行っていることから強みを探す考え方が示されています。 (マイジョブ・カード)

自分では普通すぎて気づかないものほど才能候補になることがある

才能を探すとき、

「特別なことができないから、自分には才能がない」

と思うことがあります。

しかし、本人にとって自然なことほど、「誰でもできる」と思っている場合があります。

だから、ツールで「この資質がある」と出たとき、

「そんなの普通じゃない?」

と思った項目ほど、一度自分の経験を振り返ってみてもよいでしょう。

他の人から何度も頼まれていた。

なぜか自分だけ早くできた。

練習量の割に身につくのが早かった。

長時間やってもそれほど苦にならなかった。

そんな経験が重なっていれば、そこに使える強みがある可能性があります。

スピリチュアルツールは「才能の答え」より「探す場所」を教えるもの

自分の才能を知りたくてツールを使うなら、

「あなたの才能はこれです」

という一文だけを集め続けないほうがよいでしょう。

ヒューマンデザインなら、才能をどのような役割・関わり方で発揮しやすいのかを見る。

ジーンキーなら、悩みやShadowの奥にどんなGiftがあるとされるのかを見る。

ソウルプランなら、才能を課題やゴールと一緒に見る。

占星術なら、複数の資質の組み合わせを見る。

数秘術なら、まずシンプルな才能のテーマを見る。

そこから一つ「これは自分にもありそうだ」と思うものを選びます。

そして過去の経験を探し、周囲からどう見られているかを聞き、小さく実際に使ってみる。

そこで繰り返し力を発揮できるなら、それは「チャートに書いてあった才能」から「自分で使える強み」へ変わっていきます。

生まれ持った才能を知る目的は、自分に新しい肩書きをつけることではありません。

今まで自分では当たり前だと思って見過ごしていたものを見つけ、現実の中で使えるようにすることです。

出典

厚生労働省 マイジョブ・カード|自身の強みとは ~自己分析の方法や面接での答え方~

Human Design Japan|ヒューマンデザインとは

Jovian Archive|Understanding Profile in Human Design

Gene Keys|How to Read Your Profile

Soul Plan|What Is Soul Plan? Origins, Meaning and How the System Works

Astrodienst|Personal Portrait

Numerology.com|Expression Numbers in Numerology

American Psychological Association|Barnum effect

PubMed|Science versus the stars: a double-blind test of the validity of the NEO Five-Factor Inventory and computer-generated astrological natal charts