「前世鑑定を受けたら、前世の名前まで分かる?」
「今の夫とは前世でも夫婦だったの?」
「今の仕事が向いている理由も前世から分かる?」
前世鑑定に興味を持つと、どこまで聞けるのか気になるでしょう。
結論からいうと、前世鑑定には一つの共通した方法や回答範囲があるわけではありません。
前世の時代・場所・職業・人物像まで伝える人もいれば、今の悩みに関係するとされる前世だけを見る人もいます。
また、「質問できること」と「客観的な事実として確認できること」も別です。
前世鑑定を受けるなら、まずこの二つを分けておくと、期待とのズレが少なくなります。
- 前世鑑定は「昔の自分を当てる」だけではない
- そもそも前世鑑定にはいくつも方法がある
- 前世の時代・場所・職業は聞ける?
- 「私の前世を全部教えて」は意外と答えにくい
- 今の人間関係との前世のつながりは聞ける?
- 才能や得意なことについても聞ける
- 今の悩みの理由を前世から見ることもある
- 人生の目的や今世のテーマも聞ける?
- 「聞けないこと」には2種類ある
- 生死・病気・賭け事などは断られることがある
- 「未来を確定してほしい」は前世鑑定とは別
- 前世の名前・国・出来事が出ても「歴史的事実の証明」ではない
- 他人との前世を聞くなら、今の相手を決めつけない
- 前世鑑定を受ける前に、一つ質問を作ってみる
- 申し込む前に「質問できる範囲」も確認する
- 不安をあおって追加料金を求められたら別問題
- 前世鑑定では「昔の自分」より「今につながる質問」をする
- 出典
前世鑑定は「昔の自分を当てる」だけではない
前世鑑定というと、
「私は昔どこの国の誰だった?」
を教えてもらうものだと思うかもしれません。
実際に、前世の時代、地域、性別、職業、暮らしなどを見ると説明するサービスはあります。
しかし、それだけではありません。
現在抱えている悩み。
なぜか繰り返す人間関係。
理由の分からない苦手意識。
昔から自然にできること。
強く惹かれる場所や時代。
こうした現在の自分と、前世とのつながりを読み解く形も多くあります。
つまり、前世鑑定は「昔の自分のプロフィールを作るもの」とは限りません。
現在の自分を、前世という考え方から見直すリーディングとして提供されている場合があります。
そもそも前世鑑定にはいくつも方法がある
「前世鑑定」と名前がついていても、やり方は同じではありません。
読み手が直感的に映像や情報を受け取る方法。
魂や人生の情報が記録されているとする領域を読む「アカシックリーディング」。
カードを使う方法。
生年月日や名前を使う方法。
相談者と話しながら読み解いていく方法。
などがあります。
そのため、別々の人に前世鑑定を頼めば、同じ答えになるとは限りません。
申し込む前に、
「どんな方法で前世を見るのか」
を確認しておくことが大切です。
前世の時代・場所・職業は聞ける?
こうした内容を扱う前世リーディングはあります。
たとえば、
どの時代に生きていたと読めるのか。
どの国・地域だったのか。
男性だったのか女性だったのか。
どんな仕事をしていたのか。
どんな家族や生活だったのか。
どのような出来事を経験したのか。
といった内容です。
ただし、必ず名前・年代・地名まで細かく出るとは限りません。
映像のように受け取るという人もいれば、感情や印象だけを受け取るという人もいます。
そのため、
「西暦何年に、どこの町で、何という名前だったかまで必ず教えてほしい」
という希望があるなら、そのサービスがそこまで扱うのか事前に確認したほうがよいでしょう。
「私の前世を全部教えて」は意外と答えにくい
前世を複数回経験しているという考え方を採るリーディングでは、「前世」は一つではありません。
そのため、
「私の前世は何ですか?」
だけでは範囲が広すぎます。
提供者によっては、今の自分に最も関係するとされる前世を一つ選んで見る形を取ります。
だから質問も、
「今の仕事の悩みに関係するとされる前世はある?」
「今の人間関係に影響しているとされる前世を見てほしい」
「自分の才能に関係するとされる前世を知りたい」
と絞ったほうが、何を知りたいのか明確になります。
前世そのものより、「今の何について知りたいのか」を先に決めるわけです。
今の人間関係との前世のつながりは聞ける?
前世リーディングでは、よく扱われる質問です。
現在の夫婦。
恋人。
親子。
友人。
仕事で関わる人。
なぜか強く惹かれる人。
反対に、理由が分からないほど苦手な人。
こうした相手について、「前世ではどのような関係だったと読めるか」を見るサービスがあります。
ただし、
「前世で夫婦だったから、今世でも絶対に結婚すべき」
とは別です。
リーディング上で前世の関係を伝えられたとしても、現在の相手との関係を続けるかどうかは、今の相手の行動や自分の気持ち、現実の状況から判断します。
前世の説明を、今の人間関係を強制する理由にしないことが大切です。
才能や得意なことについても聞ける
前世から受け継いだとされる才能を見るリーディングもあります。
たとえば、
なぜか子どものころから音楽が得意。
外国語に強く惹かれる。
人前で話すことに抵抗がない。
植物や動物との関わりが自然にできる。
ある国や歴史上の時代に強く興味を持つ。
こうした現在の特徴を、前世の経験と結びつけて説明する考え方です。
ただし、
「前世で音楽家だったと言われたから、音楽の才能が科学的に証明された」
という意味にはなりません。
リーディングで出てきた内容と、自分の実際の経験の両方を見るほうが使いやすくなります。
今の悩みの理由を前世から見ることもある
前世リーディングでは、
「なぜ同じことで何度も悩むのか」
を質問する人もいます。
たとえば、
恋愛で同じような関係を繰り返す。
人に裏切られることを極端に怖がる。
お金を持つことに強い抵抗がある。
人前に出ることを理由なく怖く感じる。
という悩みです。
リーディングでは、それを前世で経験したとされる出来事や、前世から持ち越しているとされる課題と結びつけて説明する場合があります。
ここでも、
「前世が原因だと確定した」
とは分けて考えます。
「そういう物語として自分を見ると、今まで気づかなかったことはあるか」
という自己理解の材料にする方法があります。
人生の目的や今世のテーマも聞ける?
前世そのものだけでなく、
「今世では何を学ぶとされているのか」
「どんなテーマを持って生まれてきたと読めるのか」
まで扱うリーディングもあります。
魂や人生に関する情報を読むとするアカシックリーディングでは、
人生の目的。
今世のテーマ。
魂の傾向。
前世から受け継いだ才能や課題。
人間関係。
などが、よく質問される内容として挙げられています。
そのため、
「昔の私は誰だった?」
より、
「その前世が今の人生にどうつながると考えるの?」
まで聞いたほうが、現在の自分には使いやすくなるでしょう。
「聞けないこと」には2種類ある
前世鑑定で聞けないことを考えるときは、二つに分ける必要があります。
一つは、提供者が質問自体を受け付けていないもの。
もう一つは、回答されても客観的に確認できないものです。
この二つは同じではありません。
生死・病気・賭け事などは断られることがある
質問を受け付ける範囲は提供者によって違います。
実際に、
人の生死。
病気の診断や完治。
試験の合否。
賭け事。
投資や相場。
法律上の判断。
などを受け付けないリーディングサービスがあります。
また、面識のない有名人など第三者の情報を読む依頼を断るサービスもあります。
前世リーディングなら何でも質問できるわけではありません。
特に、
「この病気は前世のせい?」
「前世を知れば病気が治る?」
といった内容は、医療上の診断や治療とは分ける必要があります。
身体や心の不調について判断が必要なら、前世鑑定ではなく医療など適切な専門先で確認します。
「未来を確定してほしい」は前世鑑定とは別
前世鑑定を受けるうちに、
「では、この人と結婚できますか?」
「この会社へ転職すれば成功しますか?」
「いつお金持ちになりますか?」
と未来まで聞きたくなることがあります。
しかし、前世を見ることと、未来を確定することは同じではありません。
未来の可能性まで扱うサービスはありますが、完全な未来予知を受け付けない提供者もいます。
前世鑑定を選ぶなら、
「何が起こる?」
だけでなく、
「この前世という見方から、今の自分は何に気づける?」
という質問のほうが目的に合いやすくなります。
前世の名前・国・出来事が出ても「歴史的事実の証明」ではない
ここは前世鑑定を受ける前に知っておきたい境界です。
たとえば、
「17世紀のフランスに住んでいた」
「名前は○○だった」
「戦争で亡くなった」
という具体的な話を聞いたとします。
非常に詳しい内容なら、
「ここまで具体的なら本当なのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、前世鑑定で伝えられた内容そのものが、その人の過去の人生だったと客観的に証明されたこととは別です。
「前世の記憶」を訴える事例そのものを調べた学術研究はあります。
ただ、研究の多くは子どもが自発的に話した前世らしい記憶を調べた症例・観察研究であり、占い師やリーダーによる前世鑑定の正確さを保証するものではありません。
前世鑑定は、歴史調査として利用するものではなく、スピリチュアルな自己理解として考えたほうが境界を保ちやすくなります。
他人との前世を聞くなら、今の相手を決めつけない
「この人とは前世で何だった?」
という質問は人気があります。
しかし、ここには一つ注意があります。
たとえば、
「前世で夫婦だった」
と言われたからといって、相手も現在あなたを恋愛対象として好きだとは限りません。
「前世で裏切られた」
と言われたからといって、現在の相手が自分を裏切る人だと決まるわけでもありません。
今の相手について判断するときは、現在の言葉や行動を見る必要があります。
前世リーディングは、「今の相手について事実を確認する方法」とは分けておきます。
前世鑑定を受ける前に、一つ質問を作ってみる
「前世を知りたい」
だけで申し込むこともできます。
ただ、セッションを今の自分に使いたいなら、一つ質問を作っておくとよいでしょう。
たとえば、
「なぜ自分はこの仕事に強く惹かれるのか、前世という見方から知りたい」
「母との関係に影響しているとされる前世があるなら知りたい」
「自分の才能につながるとされる過去世を知りたい」
「今繰り返している恋愛のパターンを、前世という視点から見てほしい」
という形です。
「昔の私は誰だった?」
だけより、今の自分とのつながりが分かりやすくなります。
申し込む前に「質問できる範囲」も確認する
前世リーディングには共通仕様がありません。
そのため申し込み前に、
どんな方法で前世を見るのか。
どんな内容まで見るのか。
自分から質問できるのか。
質問はいくつできるのか。
鑑定後に追加質問できるのか。
特定の人との前世も見てもらえるのか。
答えられない質問は何か。
を確認しておくと、期待とのズレを減らせます。
「前世鑑定」と同じ名前でも、前世の人物像だけ伝えるサービスと、質問に答えながら現在とのつながりまで見るサービスでは内容が違います。
不安をあおって追加料金を求められたら別問題
前世鑑定を受けて、
「前世で大きな罪を犯している」
「このままだと不幸になる」
「前世からの悪いものを取り除くため、さらに高額な鑑定が必要」
などと言われた場合は注意が必要です。
前世や魂を信じるかどうかとは別に、不安をあおって支払いを続けさせることは消費者トラブルになり得ます。
国民生活センターも、無料鑑定を入口に有料のやり取りへ誘導されたり、「最後まで鑑定を受けないと不幸になる」などと引き止められ、高額な支払いになる占いサイトの事例を注意喚起しています。
怖くなったから追加料金を払う、という状態になったら、その場で決めずに一度離れます。
前世鑑定では「昔の自分」より「今につながる質問」をする
前世鑑定では、
時代。
場所。
職業。
人物像。
人間関係。
才能。
前世から持ち越したとされる課題。
今世のテーマ。
など、さまざまな内容を扱うサービスがあります。
ただし、すべての前世鑑定で同じ内容が分かるわけではありません。
そして、
質問できること。
回答してもらえること。
歴史的・医学的な事実として確認できること。
この三つも同じではありません。
だから申し込む前に、
「私は前世の何を知りたい?」
を決めます。
単に「昔の自分を当ててもらう」より、
「今の自分のこの悩みを、前世という視点から見るとどうなる?」
という質問にする。
そのほうが、前世リーディングの結果を今の自分へ持ち帰りやすくなります。
出典
日本アカシックリーディング協会|アカシックレコードとは
資料を見る
Kauri holistic healing|前世リーディング
資料を見る
スピリチュアリー東京|前世リーディングってどんな感じなの?
資料を見る
幸運ソウル|前世リーディングで使われる質問例
資料を見る
PubMed|前世記憶を主張する学術研究の整理
研究概要を見る
国民生活センター|占いサイトで高額な支払いになったトラブル
注意喚起を見る
消費者庁|霊感商法等の悪質商法への注意喚起
資料を見る