「自分は何のために生まれてきたんだろう」
そう思って調べると、生年月日や出生時間から見る方法、名前から見る方法、魂の情報を読むとされるリーディングなどが出てきます。
どれも「人生の目的」「魂の使命」が分かると説明されていますが、同じものを同じ方法で調べているわけではありません。
大きく分けると、
生まれた日時や場所から、自分の全体図を作る方法。
生まれたときの名前から、人生の課題・才能・目的を読む方法。
今知りたいことを質問して、個別に情報を読む方法。
の3つがあります。
自分に合う方法を選ぶなら、「一番当たるのはどれ?」より先に、
「自分は、生まれてきた目的について何を知りたい?」
を決めることが大切です。
- 「生まれてきた目的」は一つの職業名とは限らない
- 出生データを使う方法は「生まれた時点から全体図を作る」
- ヒューマンデザインは「目的」だけでなく生き方まで見る
- 「何のために生まれた?」より「どう生きれば自分の人生になる?」なら出生データ型
- 出生時間が分かるかは先に確認する
- 名前を使う方法は「人生の課題・才能・目的を一つの地図にする」
- 名前型では「課題」も目的を知る材料になる
- 出生名と現在の名前は同じ扱いではない
- リーディングは「今知りたいこと」から入れる
- 今の問題から「生まれてきた目的」へ戻りたいならリーディング
- リーディングに必要な情報は共通ではない
- 3つを比べると違いが分かりやすい
- 固定された「地図」が欲しいなら出生データか名前
- 「今の自分への答え」が欲しいならリーディング
- 複数の方法を混ぜた鑑定もある
- 3つで別の「目的」が出たら、どれが本当?
- 「本当の目的を客観的に証明したい」なら別の話
- 「目的を知ったから仕事を辞める」は一度止める
- 自分に合う方法は「何を知りたいか」で決める
- 出典
「生まれてきた目的」は一つの職業名とは限らない
「生まれてきた目的を知りたい」と思うと、
自分は教師になるために生まれた。
人を癒やすために生まれた。
経営者になるために生まれた。
という答えを想像するかもしれません。
しかし、今回確認した方法では、人生の目的を一つの職業名だけで説明するとは限りません。
人へ伝える。
人を支える。
新しい仕組みを作る。
人と人をつなぐ。
自分の課題を通して成長する。
といった、人生全体に表れるテーマとして扱うものが多くあります。
そのテーマを会社員として使う人もいれば、家庭や創作活動で使う人もいます。
そのため、最初から「正解の職業を一つ知りたい」と考えると、目的を狭く捉えすぎることがあります。
出生データを使う方法は「生まれた時点から全体図を作る」
一つ目は、生年月日・出生時間・出生地などを使う方法です。
代表例として、ヒューマンデザインやジーンキーがあります。
どちらも、生まれた瞬間の情報から個人の図を作ります。
つまり、
今どんな仕事をしているか。
今誰と付き合っているか。
最近どんなことで悩んでいるか。
だけから結果を作るわけではありません。
生まれた時点の情報をもとに、
「この人はどんな性質を持つと考えるのか」
「どんなテーマを人生で経験すると考えるのか」
を見ます。
ヒューマンデザインは「目的」だけでなく生き方まで見る
ヒューマンデザインでは、生年月日・出生時間・出生地から個人の図を作ります。
そこから、
自分に合う行動の仕方。
大切なことを決めるときの拠り所。
安定して使いやすい力。
周囲から影響を受けやすい部分。
人生全体で表れる大きなテーマ。
などを見ます。
人生の目的にあたる部分もありますが、
「あなたの目的は○○です」
だけを取り出して終わる方法ではありません。
自分がどう動き、どう決め、自分らしい人生をどう生きるのか。
その全体の中で、人生の目的を見る方法です。
「何のために生まれた?」より「どう生きれば自分の人生になる?」なら出生データ型
たとえば、
「自分の人生の目的を一言で教えてほしい」
だけでなく、
「なぜ自分は周りに合わせると苦しくなる?」
「重大な選択をどう決めればいい?」
「どんな役割を自然に担いやすい?」
まで知りたい人がいます。
この場合は、生まれた時点から全体図を作る方法が合いやすくなります。
目的だけではなく、自分自身の使い方まで一緒に見るからです。
出生時間が分かるかは先に確認する
出生データ型を使う場合は、何の情報が必要なのかを確認します。
ヒューマンデザインでは、正確な出生時間が重要とされています。
ジーンキーでも出生日時・出生地を使いますが、出生時間が分からない場合には、正午で図を作ったり、時間を変えて複数の結果を比べたりする方法が案内されています。
つまり、
「出生データを使う方法なら全部同じ条件」
ではありません。
母子手帳などで出生時間が分かるなら、使える方法は増えます。
分からないなら、その方法が出生時間不明の場合にどう扱うのかを先に見ます。
名前を使う方法は「人生の課題・才能・目的を一つの地図にする」
二つ目が、生まれたときの名前を使う方法です。
代表例がソウルプランです。
ソウルプランでは、出生証明書などに記載された出生時の名前に含まれる文字や音を一定の方式で読みます。
そこから、
人生で向き合う課題。
持っているとされる才能。
目標。
人生全体の目的。
を整理します。
そのため、
「今この問題について答えて」
という相談より、
「そもそも自分は何を持って、この人生を生きる人なの?」
を一度まとめて見たい人に向いています。
名前型では「課題」も目的を知る材料になる
生まれてきた目的を知ろうとすると、
才能。
使命。
得意なこと。
だけ知りたくなります。
ソウルプランでは、それだけではなく課題も一緒に扱います。
たとえば、
人前で自分を出すことが課題。
同時に、伝える力が才能。
さらに、その力を使って何かを実現することが目標。
というように、課題・才能・目標をつなげて考えます。
「なぜ自分はこの問題ばかり繰り返す?」
という疑問と、
「自分は何をする人なの?」
を一つの地図で見たい場合に使いやすい方法です。
出生名と現在の名前は同じ扱いではない
名前を使う方法なら、今使っている名前を入れればよいとは限りません。
ソウルプランでは基本的に、生まれたときの正式な名前を中心に見ます。
結婚などで姓が変わっている場合には、現在の名前を追加して見ることもあります。
そのため、
結婚前の姓が分からない。
養子縁組などで出生時の正式名が分からない。
という場合には、申し込む前に何の名前が必要なのかを確認したほうがよいでしょう。
リーディングは「今知りたいこと」から入れる
三つ目が、読み手に個別に見てもらう方法です。
代表例としてアカシックリーディングがあります。
アカシックでは、魂や人生についての情報が記録されているとする領域を読み、相談者に伝えると考えます。
実際には、
「私は何のために生まれてきた?」
だけでなく、
「なぜ今の仕事に違和感がある?」
「今の人間関係にはどんな意味がある?」
「昔からこのことに強く惹かれるのはなぜ?」
「過去世から持ち越したテーマはある?」
というように、現在の具体的な問いから入れます。
出生情報から固定された図を作る方法とは、ここが大きく違います。
今の問題から「生まれてきた目的」へ戻りたいならリーディング
たとえば、
人生全体に大きな不満があるわけではない。
でも今、仕事で行き詰まっている。
という人がいます。
この場合、
人生全体の設計図を最初から全部知るより、
「なぜ今この仕事で止まっていると読むのか」
「この経験と、自分が生まれてきた目的には関係があるのか」
と聞きたいかもしれません。
このように、今起きていることから人生の目的へ遡りたい人には、質問型のリーディングが使いやすくなります。
リーディングに必要な情報は共通ではない
ここは出生データ型や名前型との大きな違いです。
ヒューマンデザインなら、生年月日・出生時間・出生地。
ソウルプランなら、基本となる出生名。
というように、中心となる情報が決まっています。
一方、個人リーディングでは提供者によって、
名前だけ。
名前と生年月日。
顔写真。
相談内容。
何も詳しく聞かずに読む。
など、必要な情報が違います。
「リーディング」という名前だけで、中身まで同じだとは考えないほうがよいでしょう。
3つを比べると違いが分かりやすい
| 知りたいこと | 向いている入口 |
|---|---|
| 生まれ持つ性質・決め方・人生テーマをまとめて見たい | 出生データ |
| 課題・才能・目標・人生目的を一つの全体図で見たい | 出生名 |
| 今抱えている具体的な悩みから人生の目的を知りたい | リーディング |
| 同じ情報を使って後から何度も見直したい | 出生データ・出生名 |
| 過去世や今の人間関係まで質問したい | リーディング |
| 出生時間が全く分からない | 名前・リーディングが選びやすい |
どれが優れているという比較ではありません。
答えている質問が違います。
固定された「地図」が欲しいなら出生データか名前
一度結果を出して、
あとから何度も読み返したい。
20代でも50代でも同じ基本図を見ながら、
「今はこの部分を経験しているのかな」
と考えたい。
そんな人には、出生データや出生名から図を作る方法が向いています。
今の気分によって生年月日や出生名が変わるわけではないからです。
ただし、同じ図でも読み手によって解釈が違うことはあります。
「今の自分への答え」が欲しいならリーディング
反対に、
人生全体より、
今この時期の自分。
今の仕事。
今の恋愛。
今の家族関係。
について知りたい場合があります。
その場合は、質問型のリーディングのほうが直接的です。
ただし、同じ質問を違う読み手へしたときに、同じ回答になる仕組みではありません。
「3人に聞いて2人が同じだったから、それが本当の目的」
という多数決には向いていません。
複数の方法を混ぜた鑑定もある
実際のサービスを探すと、
生年月日。
出生時間。
名前。
数秘術。
星の配置。
チャネリング。
などを一つの鑑定で組み合わせるものがあります。
一見すると、
「たくさん使っているから正確そう」
と感じます。
しかし、まず確認したいのは、
「生まれてきた目的という結論は、何を根拠に出しているの?」
です。
出生データから計算しているのか。
名前から出しているのか。
最後は読み手のリーディングなのか。
ここが分からないと、結果が違ったときに理由も分からなくなります。
3つで別の「目的」が出たら、どれが本当?
出生データでは、
「人を導くことが人生テーマ」
と出た。
名前では、
「表現することが人生目的」
と出た。
リーディングでは、
「人を安心させることが使命」
と言われた。
こうなることがあります。
でも、そもそも3つは同じ物差しで同じものを測定しているわけではありません。
そのため、どれか一つが間違いとは限りません。
たとえば、
人を安心させながら。
自分の考えを表現し。
その結果として人を導く。
という一つの生き方として重なる可能性もあります。
大切なのは結果の言葉を比べることより、
「自分の実際の人生で、このテーマはどこに出ている?」
を見ることです。
「本当の目的を客観的に証明したい」なら別の話
ここは境界を明確にしておきます。
ヒューマンデザイン、ジーンキー、ソウルプラン、アカシックなどは、それぞれ独自の世界観や体系から人生を見る方法です。
医学検査や心理検査のように、
「あなたが生まれてきた目的は科学的にこれです」
と客観的に測定する検査ではありません。
結果を、
「絶対に従わなければならない答え」
とするより、
「自分の人生を別の角度から考える材料」
として使うほうがよいでしょう。
「目的を知ったから仕事を辞める」は一度止める
たとえば、
「あなたは人を癒やすために生まれました」
と言われたとします。
だから、
今の会社を辞める。
すぐヒーラーになる。
高額な講座へ申し込む。
まで一気に進む必要はありません。
今の仕事でも、人の不安を減らす役割をしているかもしれません。
家族や地域でその力を使っているかもしれません。
まず、
「今の生活のどこで、そのテーマがすでに出ている?」
を探します。
大きな決断は、その後でも遅くありません。
自分に合う方法は「何を知りたいか」で決める
最後は簡単に分けられます。
「生まれた時点から、自分という人間の全体図を見たい」
なら出生データを使う方法。
「名前から、自分の課題・才能・目標・人生目的をまとめたい」
なら出生名を使う方法。
「今の仕事や人間関係など、具体的な悩みから生まれてきた目的を知りたい」
なら個人リーディング。
そして、
「正解を一つ証明してほしい」
のであれば、今回確認したどの方法もそのための検査ではありません。
生まれてきた目的を知る方法を選ぶときに重要なのは、
「私は何のために生まれた?」
という大きな質問だけではありません。
「その答えを、どんな角度から知りたい?」
まで決めることです。
そこが決まれば、数多くある診断や鑑定の中から、自分が今必要としている入口を選びやすくなります。
出典
Jovian Archive|ヒューマンデザインの仕組みと個人図
Jovian Archive|ヒューマンデザイン用語集・人生の目的
Gene Keys Japan|ジーンキーについて
Gene Keys|無料個人図と出生時間について
Soul Plan|ソウルプランとは
Soul Plan|個人リーディングで見る内容
日本アカシックリーディング協会|アカシックレコードとは